ハメ撮り
撮影者自身が行為に参加しながらカメラを回す撮影形式の分類である。 独立したカメラマンが第三者として撮る通常の作品と違い、映像の視点が当事者のものになる。 分類としては「何が起きるか」ではなく「どう撮られているか」を示す札であり、 筋立てや出演者の属性とは独立に付く。
撮影形式としての特徴
画面は一人称の視点が基本で、手持ちカメラ特有の揺れや、簡素な照明がそのまま映る。 作り込んだ画面よりも、その場に居合わせたような距離の近さを価値とする撮り方である。 撮影機材が小さくて済むため出演者と撮影者以外の人手が要らず、 制作の規模が小さい素人動画と相性がよいとされる。
素人動画での位置づけ
素人動画では中核的な撮影形式である。当サイトが開設準備で確認した105作品のうち、 およそ3分の1にこの札が付いていた。素人ものの「本人の記録らしさ」という見せ方と、 一人称視点の距離の近さがかみ合うためだと考えられる。 タイトルに明記されないことも多いので、探すときはジャンルの札で確かめるのが確実である。
近い分類との区別
「ドキュメンタリー」の札は、撮影の形式ではなく記録風の構成を指しており、 ハメ撮りと同時に付くことが多いが同じ意味ではない。 なお、出演の同意なく撮影されたように装う分類は、これらとはまったく別のものであり、 当サイトでは扱わない。当サイトが索引の対象にするのは、配信サイトの審査を経て正規に流通している作品だけである。